インドから日本に渡った神様たち

先日の国立博物館ツアーで、インドの神様話や
仏教美術に興味をもたれた方が多かったようで、個々お問い合わせを
いただいたので、気になったところをまとめてご紹介します。

日本の七福神の神様のうち、お三方はインド出身だというお話。
七福神に数えられる神様には、時代によって多少入れ替わりがあるのですが
「インドのヒンドゥー教(大黒・毘沙門・弁才)、中国の仏教(布袋)、
道教(福禄寿・寿老人)、日本の土着信仰(恵比寿・大国主)が
入りまじって形成された、神仏習合からなる、日本的な信仰対象である」と
Wikipediaで紹介されています。

大黒様は、インドのシヴァ神の化身、マハー(偉大なる)カーラ(黒)から
来ており、日本古来の大国主命と合体して大黒様になっているのです。
↓マハーカーラとしてのお姿は、結構コワモテですが
(シヴァ神の暗黒面を表しています)
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七福神のお一人、
大黒天になるとなんだか福福しくて可愛いお姿に。
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毘沙門天は、ヒンドゥ教の神様「クべーラ神」が仏教に取り入れられ
ヴァイシュラヴァナとなって、転じたもの。先日のご案内で、クベ−ラは
布袋様・・・と言ってしまいましたが、毘沙門天が正解です~~ ><
(ちなみに布袋様は中国の僧がモデル)
クベーラ神はこんなお姿ですが↓
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毘沙門天になるとまた感じが変わります。
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でもね、デリーの国立博物館にあるクベーラ神様の像は
お腹がぷんぷくりんで、可愛いの。お腹をみんなからなでられて
赤砂岩の色が変わってしまってますが。
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クベーラはヤクシャの王様、つまり夜叉を司る守護神みたいな
役割だったのです。この像↑は紀元2世紀の作。毘沙門天にもなり
金比羅様にもなった、日本でいろんな顔を持つことになった神様。
金比羅様は軍神ですから、勇ましいお姿で描かれることが多いですね。

弁財天は知恵と習い事の神様、サラスワティ女神から。
サラスワティ女神様のお姿はこんな↓
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弁財天(弁才天とも表記)はこんな風に描かれますが
原型をかなりとどめていますよね。
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そのほか、インドの神様の名前が 仏教名に転じていったものには
シヴァ神=大自在天 、ヴィシュヌ神=毘紐天 
ラクシュミー女神=吉祥天
ガネーシャ神=聖天、歓喜天、スカンダ=韋駄天 などなど。

更に時代をさかのぼってヴェーダ時代の神様たちは
自然現象から生まれた方が多く
中でもインドラ神は帝釈天    
ヴァルナ神は水天    
アグニ神は火天・・・・・・とこれまた語りだすときりがないのです。
というわけで今回はこのへんで~~~

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by neelkamal-archive | 2012-02-10 01:03 | インドの摩訶不思議


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