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ヒングリッシュって

学校行事などで、日本からのお客様をお迎えするとき
歓迎挨拶の中で「日本を形容する語句」として、必ず出てくるのが
Land of rising Sun 日いずる国 という言い方。
式典の通訳などを頼まれたとき、しつこい位にこの表現が出てきて
スマートに訳すのに躊躇する。 

同じく、インドを表すことばとしてしょっちゅう出てくるのは
Unity and Diversity 統一と多様・・・つまり、色んな
伝統、慣習、宗教、言語、文化が入り交じっているのに
ちゃんと一つの国としてまとまっている ってこと。
ぐっちゃぐちゃで混沌としてるのに、外交手腕には長けてるし。

多様性を挙げると本当にキリがない国、私ができるだけ
「インドは」「インドでは」というモノラルな切り口を避けているのも
それ故なんですけどね。

まわりのインド人と英語で話していると、よ~~く使われるのが
Actually という単語。話し始めに必ずこれから始まる人もいる。
Actually I'm busy on Tuesday.とか
Actually he's quite stupid.・・・って具合に。

人の態度を表す単語として、日本英語ではあまり出てこないけど
インドならでは(?)なのが Arrogant って言い方。
You should not be so arrogant.
He has arrogant attitude towards his driver. などなど。
それも「人を使う」ことに慣れてるから?カースト制度の影響?などと
思ってしまう。

そして、インド英語らしい発音といえば
Market は マルケット だし
S で始まる単語の頭にはちっちゃな ィ が入る人もいる。
Station が ィステーションってな具合に、
Comfortable を コンフォテーブル
Wednesday を ウェドネズデイ っていう人がいたのにも
最初は驚愕したもんだった。

最近じゃ息子の英語の発音がすっかりインド人化しつつあるので
ツッコミどころ満載。 Adjective は アドジェクティヴ と
書いてある通りに発音し、「先生がそう言ってる」と譲らぬ息子。゜(゜´Д`゜)゜

もうほんとに、書き出すと延々続いてしまいそうな
インド英語・・・・ヒングリッシュ考察。
インド進出を考える企業は、まずインド英語の聞き取りができねば。
プロの通訳さんだって、ヒングリッシュを聞き取るのは大変じゃないかと思う。

ヒンディ語で 「~~~だよ、ね?」「そうでしょ?」を
「ハェ、ナ?」って言うんだけど、その「ナ?」ってのが
英語の最後に付いたりすると、まさにそれっぽくなってくる。

あなたもやってみますか~?Hinglish is very easy Na???

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by neelkamal-archive | 2011-11-02 04:10 | 青蓮日記


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