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インドの布

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インドは手工芸品の宝庫。
伝統工芸の手法を継承する職人さんが減少しているとはいっても
まだまだ他の国に比べると、現役職人さんが多い国。
布ひとつとってみても、その歴史や成り立ちを知れば知るほど
「あれも欲しい・これも欲しい病」にかかりそうです。
その欲求を少なからず満たしてくれるのが、この本↓。
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著者・岩立広子さんは、アジアやインドの布が今ほど脚光を浴びる前
1970年ごろからいち早くインドに通い、博物館ピースを集め、カーディ岩立という
ブティックを週末のみ開き・・・・・本当にインドの布好きにとっては
神様みたいな方なのです。ラージャスタンの布めぐりに行くと
かならずあちこちでインド人に「広子を知っているか?」って聞かれます。
「お目にかかったことはないけれど、布好きな人は、みんな知っているよ」
と答えると、尋ねたインド人も、みんなとっても嬉しそう。

で、最近であった素敵なインド布たちをちょこっとご紹介します。
どれも博物館ピースに匹敵するようなもの。目の肥やしになりますよ~

もともとはベンガル州や、おとなりのバングラデシュで有名な「カンタ刺繍」
古くなった木綿を何枚か重ねて、ちくちく模様を刺していき、
残った部分に細かい運針をほどこして、仕上げたもの。
肌触りのよいものは、赤ちゃんのおくるみになったり
毛布代わりに使われたり、と用途もさまざま。
こちらは両面使いのできる見事な逸品(中央の紺のボーダーから下は裏面です)
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同じくカンタ刺繍。これも両面刺繍で、特にこのボーダー刺繍が見事な
まさに博物館ピース。とっても欲しかったけど、100万円以上・・・手が出ない。
チロリアンテープのような、細かい刺繍。どんな気持ちで、どんなシチュエーションで
一針、一針縫ったんだろうと創造するのも楽しい。
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次は北インド・パンジャブ地方の伝統刺繍「フールカリ」
絹織物使用が特定の階層の人にしか許されていなかった時代
下地に「絹糸」で刺繍して、シルクの贅沢さを味わったといういわくつきの被物。
花嫁がかぶりものとして利用したりして、代々受け継がれたもの。
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そして、グジャラートやパキスタン側にもたくさん残る刺繍の袋物。
これはレースをはりつけているんじゃなくて、ひとはりずつ丁寧に
細かいボタンホールステッチで刺繍された花模様。
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最近は「カーディ」=手紡ぎ、手織り の布がまたまた人気ですが、
カーディものは 南インドや東インドのほうが産出量が多いんですよね。
でもでも、日本で○000円で売られているカーディのハンドタオル
インドじゃ高くても200円ちょっとで買えますから。

実は、リキシャの運転手さんとかがさらっと首に巻いたりしてる薄手タオルや
ルンギ(腰巻)、それもくたびれた具合のが妙に魅力的なのよね。
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で、早速ルンギを市場で買ってみました↑。まだ糊がきいててぱりぱり状態ですけど
そのうちいい具合に色あせたら、可愛いかも~~~

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by neelkamal-archive | 2010-02-03 16:41 | ファッション


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