インドは冬が「結婚式シーズン」なのです。霧が出ようと、寒かろうと。
さむ~~~い野外のファームハウスでの結婚式では、頭上から
暖かくなるような、屋外ヒーターがつけられています。それに焚き火が
あったりして・・・まぁ、寒いほうが酷暑期よりもましなんだろうけど。
足元も、ハイヒールなんざ履いてると、しんしんと冷えるわけですよ。
サリーの腹回りも、寒いわけですよ。オシャレを取るか、防寒をとるか二者択一。
招待状が届くのはお式の1ヶ月前くらいから~。その前になんだかんだで
「婚約が整いそうなのでお祝いの会」をする、というのに始まって
「婚約指輪交換セレモニー」「レディス・サンギート」「花嫁側のチューリセレモニー」
などですでに何度も親族や友人たちの顔合わせの機会はあるんですけどね。
招待状は、近しい人の場合には新郎新婦の親・兄弟が直接届けに回ります。
それも必ず「お菓子の箱」を携えて。
招待状も、ほんの2~3年前まではベタな「ガネーシャ神」模様の入った
パールホワイトに赤と金色使い・・・・なんてのが主流を占めていました。
が、ここへきてぐっとおしゃれなものが増え
今年はチョコレートブラウンが流行のようで。
なんと時を同じくして、今週届いた結婚式3組分の招待状がブラウンです。
別に親戚でも友人でもなんでもないのよ、お互いに。
それにあわせて、「お菓子の箱」までおそろいのデザインものが出てきました。
こうやってどんどん洗練されつつ、ちょこっとしたディテールには
「インドらしさ」が残っていて、招待状を捨てきれずにいる私。
そのうち何かに使えるかも・・・・・・それってただの貧乏性???
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