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インドの骨董品

長い歴史をほこるインド。博物館ピースのほかにも、東インド会社のころの
骨董品がまだまだ沢山見つかります。眺めるだけでも楽しいこれらのアンティーク。
でも、購入するには見極める目を養ってからでないとねぇ・・・・とまだ
見るだけにとどまっているのですよ。
こんな神様の絵もあります。インドに住んでるフランス人やイタリア人の
お宅に行くと、上手にディスプレーされているもの。
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そして、小さめの額に入ったものもいっぱい。中には缶詰のラベルや
布見本帳のおまけ(?)の可愛いイラストなどもあり、時間を忘れてしまいます。
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そして、興味深いのは陶器製のお人形たち。インドのお金持ちのお嬢様たちや
植民地時代のイギリス人子女たちが遊んだであろうものたち。
何故か日本の着物姿のものもあり、「あら~、こんなところで何をしてるの?」って
思わず声をかけたり。そして、招き猫が一杯いるところもちょいと笑えます。
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これらの陶器製人形にサリーが着せられているところが、インドですね。
それも運針の目がわかるような、手造り感があって、ほのぼの・・・・
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そして、由緒ありそうな「べテルの実」割りたち。パーン(噛みタバコみたいなモノ)に
欠かせない材料を、カットするためのお道具です。それぞれのデザインに
またまた魅入ってしまいます。
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おまけに面白い「看板」の数々。あれもこれも欲しいなぁ~~
象さんのタバコのも可愛いし、Horlicks(ミロみたいなもの)のも郷愁を
そそるし、スウェーデン製のガス灯をインド服の女性が眺めているやつなんて
当時は最先端の商品だったんだろうなぁ、と色々思いを馳せたりしてね~
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骨董品を綺麗に展示するのって本当に難しいと思います。それにまがい物や
骨董風に作ったものを置いている店も多いしね。
このお宅はまだ骨董に目覚める人が少ない頃から、コルカタの良家から
色んな貴重なものを買い集めてたんですって。代々骨董商の家柄だそうで。
まだまだお蔵に眠っているものもいっぱいあるから、また見にいらっしゃいね~
と言われましたが「ここんちに下宿したい・・・・」と思った私でした。
(お金貯めて、買えるようになったらmomo*さんに選んでもらわなくちゃね。)
☆100年以上たっている骨董品はインド国外には持ち出せませんのです。
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by neelkamal-archive | 2007-04-05 21:53 | 芸術・文化


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