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Lohri(ローリー)祭

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毎年1月13日はLohri(ローリー)というお祭り。
デリーではこの日を境に冬が終わると言われていて、例年
本当にこの日をすぎると寒さがやわらぎます。不思議不思議。
特にパンジャブ出身者たちにとってローリーは豊穣を祈り
命の芽吹きを祝う特別なお祝いでもあるのです。

夜の帳がおりると、家族や友人が集まって焚き火をし、
ポップコーン、ナッツ、ガジャックとよばれるゴマと生姜たっぷりの
お菓子を焚き火に投げ入れつつ食べ、そしてみんなとたわいもない
おしゃべりが延々と……。
この日の食事の定番はパンジャビの好物、サルソン・カ・サーグ
(からし菜の葉っぱで作ったカレー)とマッキー・キ・ロティ
(とうもろこしの粉で作った薄焼きパン)!!

ローリーは特に北インドで祝われますが、同時期タミルナードゥでは
「ポンガル」、アッサムでは「ビフ」、カルナータカやビハール
ウッタルプラデシュでは「サンクランティ」というお祭りの時期。

初めてのローリーを迎えるお嫁さんのいる家、赤ちゃんの
初ローリーのある家には特に来訪者も多く、子供達はおやつを
もらいに近所の家を訪ねるのが楽しみなお祭りです。

ローリーに焚き火に投げ入れる+焚き火を囲んで食べるもの。
ゴマのお菓子、ガジャック(ゴマと生姜の香りのさくさくお菓子)
グル(黒砂糖)を使ったかりんとうのようなもの、
ムーンフリ(ピーナッツ)、フリヤ(米で作ったポンポン菓子)
ポップコーンなどなど。う~~ん、おしゃべりしながらボリボリ
食べているとまた太りそうだなぁ~
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by neelkamal-archive | 2006-01-13 15:45 | インドの祝祭日


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