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紅茶の薀蓄たれる

ダージリン⑦
紅茶の薀蓄
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ダージリン茶の歴史は、1841年イギリス人のカンベル博士が中国の茶樹を
植えたことに始まる。標高2000メートル以上のダージリン、濃い霧が
発生し、気温と湿度の差が大きいこの地で、ダージリン茶は根付く。
近辺だけでも約80ほどの茶園があると言われていて、中でも
マカイバリ、プッタボン、キャッスルトンといった有名茶園は訪れるに
値する。今回、我が家はプッタボンとマカイバリとに行ってきたのだ。


茶摘をしたら葉っぱを広げてしおれさせる。
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揉捻(じゅうねん):お茶の葉っぱに力を加えてモミモミしたら
酸化酵素がでて、酸化発酵の準備ができるんですと。(機械作業)
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揉みもみした葉っぱをときほぐし、酸化発酵過程に。(左写真)
熱風をあてて乾燥させ、発酵を止める。ここで褐色になって紅茶らしく。(右の機械で)
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篩にかけられ、余計な茎や茶くずが取り除かれて
大きさ・グレード別に分けらる。
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デリーのMittalやRegaliaで売ってる紅茶は、こうしてはるばる
運ばれて来るんだねぇ。

ダージリンの一番高級なのはシルバーティップスと呼ばれる
新芽の穂先部分のみで作られたもの。写真1時の方向にあるやつ
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5月に一番茶の茶摘が行われ、現在茶摘されているのは
2番茶。デリーの紅茶屋さんにも出回っているマスカティア、この時期
出荷最高潮。

あ~、落ち着いて、綺麗な高級カップにおいしいリーフティを注いで
まったりと紅茶を楽しめる日は、いつやって来るのでしょうか。
そんな日が来る前にばばぁになっちゃいそうだよ。

さて、スクールバスを迎えに行かねばな~。よっこらしょっと!
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by neelkamal-archive | 2006-07-11 16:11 | 旅行


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