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貫禄マダムのいでたち

1ヶ月集中インドダンス教室に通ったおかげで、新たなる人の輪が広がった。
この機会がなければ、およそデリーに住んでいて、知り合うことのなかった
であろう人々。国立病院のリハビリ療法士さん、絵描きさん、アーミー
パブリックスクールの数学の先生、大学生、専業主婦・・・・・・
みんなそれぞれ「ダンスが好き」で、きちんとダンディヤやガルバを
習ってみたかった、という人々。
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そんな中に、明らかに「お金持ちマダム」のオーラを放つ一団も。
いつも3~4人かたまって、きらびやか。
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「こちらが心を開けば、むこうも心を開いてくれる」が信条の私。
教室に通いだして3日目、このきらびやか軍団に勇気を出して声をかけましたがな。
ある人はジャイナ教徒の宝石商の奥様、またちがう人はご主人がムンバイ出身の
パルスィ教徒、もう一人はグジャラート出身でメロウリのファームハウスに
住んでる・・・話を聞いてると、はぁ~インドのお金持ちってすごいなぁと。
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そんな華やかマダムたちですが、とても面倒見が良く、ステップがイマイチ
わからないときには早めに来て個人レッスンしてくれたり、はたまた
練習用のレヘンガ(丈の長いスカートとへそ出しブラウス)の情報をくれたり、
本番用の服が打ってる店をあれこれ教えてくれたり。
1番上のが彼女達御用達のGK(グレーターカイラシュ)のブティックで
買ったもの。ブロックプリントの模様にアクセントとしてスパンコールが
縫い付けられていたり、袖口にビーズ処理が施されているのが特徴。
お値段も300ルピー~600ルピーくらい、お手ごろでしょ。
(注:この日私は「紫」な気分だったので、その色ばっかり目に付いて
買ってしまいましたが、もっとカラフルなのよ。)

インドに旅行に来て、だまされたとか、インド人の態度に頭に来たとか
色々あるでしょうが、それでインドを嫌いにならないでね。
インドに住んでて、使用人を使うのに嫌気がさすこともあるでしょう。
でも素敵なインド人との出会いがあると、それはまた自分の世界が
広がることにもなるのだから。
インドの広大さ、自然の豊かさを知り、そしてインド人の処世感を学び
歴史を学び、インドにいる間にしかできないことをやってみようよ!!
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by neelkamal-archive | 2006-09-28 15:10 | ファッション


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