夜の国立博物館

閉館後に公会堂で行われる「出版記念式典」に参加のため、閉館間際の
National Museumへ。
ラジャスタンに残るミニチュアール絵画のうち、ピチュワイという流派の
若き伝承者、Desmond Lazzaro氏のピチュワイ技法紹介と作品集が出版
されるにあたり、スピーチと討論会が行われたのです。
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会のはじめには神様への感謝をこめて、プージャとランプ・ライティング。
居並ぶミニチュアペインティングの先生達の中でも「グルジー(師匠)中のグル」
が写真右から2番目のおじいちゃんだそうです。
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ラジャスタンでも伝統的な手法で細密画を描けるプロが減少している中、
ロンドン生まれのラザロさん<著者>がグルジーたちに弟子入りして
熱心に技法を習得したとのこと。
討論会の話題は「いかにして伝統を守るか、無知のため取り壊される
貴重なフレスコ画をいかにして守るか」などなど、あつ~い討論。
「日本は寺社にある古い宗教画を一般公開しているのか?」
「日本画との共通点は??」などと質問されてたじたじ…(あたしゃ専門家じゃないっちゅうに!)
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こういう伝統を若い芸術家たちが継承していくのが大切だって
みんなわかっているでしょうが、一度消えてしまうと「復刻」「復興」って、大変。
手法説明は舞台全面スクリーンで、エスラージというインドの伝統楽器の生演奏入りで
行われました。夜の国立博物館の中庭に展示された絵と絵の具(顔料)、とても幻想的。

大先生のおじいちゃんが意見を求められて言った言葉がけだし名言。
「絵描きは手は動くんじゃが、口は、よう動かん」…芸術家です。
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by neelkamal-archive | 2005-12-17 19:26 | 芸術・文化


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