カテゴリ:インド教育事情&子育て( 130 )

親離れ・子離れの冬

土曜日の夕方、スリランカに旅立つ息子を
見送りにインディラ・ガーンディー国際空港へ。

選択科目として取っているドイツ語の検定試験で
ゲーテ・インスティテュートが主催しているFITという
テストがあり、その初級コース(レベル1)で満点をとったので
そのご褒美なのです。

航空券代も、スリランカでの滞在費も
すべてゲーテインスティテュート持ちという
太っ腹な企画。ユースキャンプに滞在しながら
午前中はドイツ語授業、午後はフィールドトリップあり
・・・なんですが、息子が見てるのは「サッカーする
時間があるか」とか「ヌワラエリヤ行き」とか
「DJつきキャンプファイヤー」とか、遊ぶことばっか。

いままで一人で旅行させたこともないので
これで少し「オトナ」になってくれれば・・・・と期待しつつ
参加させることにしたのでした。でも、準備段階では
まったく「他人事」で、スーツケースをつめるのも
ママまかせな息子。だいじょぶか~?
c0339249_00010037.jpg

デリー界隈からレベル1(~8年生まで)と
レベル2(9年生~)の満点の子が全部で14人、
更にチャンディーガル以北から選ばれた子12人と共に、
チェンナイ経由でコロンボに向かった団体。
コロンボ着が夜中の2時過ぎというフライトでした。
コロンボで南アジアの他の国からの参加者とも合流するそうです。

ゲートに入ったら振り返りもせずに行ってしまった息子。よよよ・・・
(赤い帽子はゲーテ・インスティテュートのロゴ入り、目印用なのです。)
c0339249_00010031.jpg

4年後には大学受験、そしてどこかへ旅立つであろうことを
想定すると、ちょっとしたシュミレーションだ・・・なんて
思っていましたが、親離れはできてても
私の子離れのほうができてなかったようで
家に帰ってFlight Radarというアプリで
今、乗ってる飛行機がどこを飛んでるかをしみじみ眺める始末。

夫と二人じゃつまんない。
つまんないので夜も早く寝る。
そんな日々を過ごしています。笑
親離れ・子離れの冬休み。

今日も 応援クリック ポチっと↓↓ お願いします。
c0339249_23571669.jpg

[PR]
by neelkamal-archive | 2013-12-23 00:52 | インド教育事情&子育て

やる気満々な折り紙教室

期間限定で集中講座を教えに行っている
小学生むけ折り紙クラス。
今度は2年生の希望者に教えに。デリーでは1年生にあがるのは
5歳の年なので、2年生とはいってもまだ6歳の子がいるんです。
なので、初回はママたちも一緒に折り紙のなんたるか、
どんなことがポイントなのかを知ってもらおうと
ママと一緒の体験クラスを実施。

折り紙に興味があって、Youtubeなどで
自力で練習している子もいて、一度やってみせると
子供のほうが要領をつかむのが早かったりするのですが
「角と角をきっちり合わせる」とか「折りすじを綺麗につける」とか
「線からずれないように折る」とか、日本人なら幼稚園のころから
慣れ親しんだ折り紙の基本ができないまま、見よう見真似で
やっていたので、できあがりがイマイチだったんです。

まずは半分に折ったり、三角に折ったりして折線をつける練習をして
「草」の折り方を教えました。
そしたらとても飲み込みが早かったので
ためしに蓮の花を教えたら、ほぼ要領を会得した模様でした。
c0339249_00002351.jpg

あぁ、インドだなぁと思ったのが、「まずママに覚えてもらって
各自お子さんに教えてもらいますから」と連絡しておいたら
アヤさん(子守担当のお手伝いさん)をつれてきた人がいたこと。
そのアヤさんが、クラフトが得意なのでこの人に教えてください・・・・ですって。

折っている手元をスマホでビデオ撮影したりして、これもイマドキの反応。

終わってみんなで作品を手に記念撮影。
お母さんたちのほうが貴重な体験ができたと喜んでくれて
教え甲斐がありました。
c0339249_00002376.jpg


2回目は子供だけで風船に挑戦。
前回教えた「草」と同じ三角形からの応用なので
比較的すぐにできたのですが、問題は折ったあと。
空気を吹き込むときに、なぜかそれが大うけで
みんなケラケラ笑い出したのです。

その喜ぶ様子があまりにおかしくて、とうとう私も
つられて笑い出してしまい、しばしクラス中断。

ちょっとわからないと「マーム(先生)、できない~」って言う子
なぜかすべて違う方向に折ってしまう子
黙々と折り続ける子、私が折った見本をじっくり観察して
なんとか自分で要領を体得しようとする子。
それぞれの反応にも個性があって、おもしろい。

午後になると早速ママたちから続々と携帯SMSが。
「今日教わったことを復習させたいので、どこか
おすすめのサイトはありますか」「おすすめの折り紙の本の
タイトルと出版社を教えてください」「次のクラスにはまた
親も参加できますか」

う~~ん、やる気満々です。(ママたちが。笑)
特別クラスは今月一杯。
この週末にみっちり練習して、火曜日に練習の成果を
見せてもらうことになっているので、楽しみです。

今日も 応援クリック ポチっと↓↓ お願いします。
c0339249_23552885.jpg

[PR]
by neelkamal-archive | 2013-11-15 03:26 | インド教育事情&子育て

折り紙教室

たま~に息子の通っていたジュニアスクール
(幼稚園~5年生まで)にたのまれて、折り紙を
教えに行っています。
今日も担当の先生から電話があって、試験が終わったら
来て~~・・・・・と言われ、さて何を教えるかなぁと
現実逃避中。(↓↓ こうやって全員分のセットを
作るのから、もう楽しいですよ。これはクリスマスカードを
折り紙を使って作ったときの。)
c0339249_23590621.jpg

折り紙を教えに行ってるのをご存知のもとデリーマダムたちが
貴重な日本の折り紙を一時帰国中に届けて下さって
有難くデリーまで持ち帰っております。Tさん、Eさん、いつも
ありがとうございます☆
c0339249_23590640.jpg

(これは最初に教えた子供たち。今年の4月に大学生になりました。
どひゃ~~、私が年取るはずだわ。)


インドの子供、できなくっても元気良く「はい!できます!」って
手を挙げるんですよね~。
いつものやりとりは・・・・

私「折り紙やったことあるひと~」
児童「は~~い!!(全員挙手)」
私「じゃ、どんなのが折れるか、早速やってみて。
できたら見せてね」

・・・・・出来上がってくるのはたいてい三角に折って、両側に
耳を折って作る「犬」。それも三角のカドっこがピシっと合ってないのです。

その状態から、なんとか作品に仕上げるまで、6回ほど
集中して通って教えますが、そのうちすばらしい才能を
発揮する子が出てきて、家に帰っても練習し Youtubeで研究し
川崎ローズとかを自力で折れるようになる子がいます。
これは一昨年、5年生男子が一人でマスターしたもの。
最後の仕上げにちょこっと手を加えてはいますが、
ほぼ自分で何も見ずに折れるようになったんです。
c0339249_23590662.jpg

折り紙コンペティションとか開催されても
必要な色の折り紙が潤沢に配布されない場合も多くて
折ってたら色が手につく、インドの色紙を切ったものやら
一番ひどいときは新聞紙が配布されたこともありました。
特に「赤」と「緑」はいつも不足します。
クリスマスをお題にしたコンペで、赤と緑がないなんて
ありえないでしょう~~! って年も。
なので一時帰国ではその2色だけ余分に買い足したりもしています。

今年はどんな作品が出来上がるかなぁ・・・・楽しみ。
すごいのが出来たらここでアップしますね~

今日も 応援クリック ポチっと↓↓ お願いします。
c0339249_23552885.jpg

[PR]
by neelkamal-archive | 2013-09-19 03:01 | インド教育事情&子育て

インド・毒入り給食事件の背景

日本のテレビや新聞などでも取り上げられている
インドの「毒入り給食事件」

単に日本人が捉える「給食」なのではなく、そこには
インドのさまざまな問題が潜んでいて
日本のメディアでは伝えられていない部分も沢山。
これを機会に、4月からコラム記事を掲載して
いただいていたウェブマガジンに、この問題の
背景、詳細を書かせていただきました。
c0339249_23580133.jpg


インドが好きで、インドに興味があってこのブログを
読んでくださっている方々にも

インドに住んでいて、インドの日常のあれこれや
疑問に思っていることのヒントを得るために
ここを訪れてくださっている方々にも

ぜひ知っていただきたいこと。

ただの「給食制度」じゃない、もっと奥深いインドの
教育問題、就学率を上げるための政策、女子教育などなど。
コチラから記事にどうぞ。

これでもまだまだ書き足りないことは
また折をみて、この場で紹介して行きたいと思います。

Have a nice weekend!

今日も 応援クリック ポチっと↓ お願いします。
c0339249_23563106.jpg

[PR]
by neelkamal-archive | 2013-07-27 01:46 | インド教育事情&子育て

あと半年以上あるんだけど

うちの息子が通う現地校のジュニアスクール
(幼稚園~5年生まで)では、長野の小学校との
交流プログラムを続けています。
去年インド側の5年生8名が長野を訪ねたときの様子はコチラ
インドに戻ってからの児童・父兄の感想はコチラ でご高覧ください。

そして、いよいよ長野からの小学生を迎える日程が
正式に決まったので、早々に第一回目の
学校と受け入れホストファミリー・ママたちのミーティングが
行われました。

11歳の子のママ・・・って言っても、一番若い人は31歳。
平均してもまだアラフォーに満たないママたちなので、

あそこにも連れて行きたい
これもやらせたい
ここに食事に連れて行きたい
あそことあれを見に連れていったらどうかしら
買い物はこことあそこでいいかしら

・・・・・誰かが止めないとネバーエンディングストーリー状態。

日本側の小学生が英語が思うように使えない分、誰か話相手が
いるように「二人一組」でのホームステイではあるものの、
できるだけ仲間全員で行動できるようにピクニックやらスリープオーバーやら
あれこれ活動を考えてくれるのは有難いのです。

が、
「夕食は日本人にあわせて、18時半から19時くらいにはすませる」
「21時には寝かせる」「夜遅くのパーティには連れていかない」
などなど、こちらの要望はしっかり伝え、釘をさしておかねば。
この交流プログラムのはじめのころ、各ホストファミリーが張り切りすぎて
連日夜のパーティが続き、子供たちが寝不足でヘロヘロ状態に
なったことがあったんですよね~

来印は来年1月中旬なので、まだまだ時間はある
・・・・・・な~~~んて思っていると、本当にあっと言う間なんですよね。
どんな食事を準備すればいいのか・・ってのがやはり
ホストファミリーの心配事の筆頭で、これからリストを作って
ママたちにメールをせねばなりません。

長野の子供たち(先生方)が、デリーを十分楽しんで
学校での体験授業も何かしら心に響くものがあれば と
思います。1月20日、23日は歓迎式やお別れ会が
予定されていますので、ぜひ応援したいわ、式典に
参加したいわって方は私にご連絡くださいね~

今日も 応援クリック ポチっと↓ お願いします。
c0339249_23572959.jpg

[PR]
by neelkamal-archive | 2013-05-17 01:47 | インド教育事情&子育て

海外で日本の絵本を

もうすぐ13歳になるわが息子、英語ミディアムの
現地校に通っているので、読んでいる小説は分厚い英語のもの。
パラパラっとめくっただけで、字の多さに私はクラクラっと。笑

そんな息子も、6歳くらいまではどちらかというと
日本語の絵本にお世話になる割合のほうが高かったんです。
絵本が沢山読みたいお年頃に本当にお世話になったのが、
海外子女教育振興財団幼児通信教育でした。

毎月、選ばれた2冊の絵本が届くんです。
もしもリストの中にすでに持っている本があったら
差し替えしてもらえます。

これがご縁で「いわむらかずお」さんの14匹シリーズは
全部揃えたし、年長さんのころには「おまえ、うまそうだな」と
「トゥートとパドル」がお気に入りでしたっけ。トゥートとパドルは
続編を作れと無理難題を出され、夜な夜な寝る前に不思議な続編を
いきあたりばったりで語ったものでした。そして翌日、同じところを
もう一度・・・って言われても、母ちゃん口からでまかせだったから、覚えてないし。
c0339249_23565947.jpg


「アンナの赤いオーバー」とか「さっちゃんのまほうのて」
「わすれられないおくりもの」は
子供ながらになにか感じることがあったらしく、何度も
読んで、と言われました。

海外で子育て、それぞれのお母さんたちが、それなりに
子供たちの順応性・適応性に驚き、喜び、悩みを抱え、
子供と一緒に成長する日々だと思います。
そんなときに強い味方なのが海外子女教育振興財団

すでに同じ会社からの赴任者がいるところに行く方はともかく、
何の情報もないまま、その国への赴任第一号として帯同なさる場合には
頼りになることまちがいなし。出国前の子供英会話教室も有難いし
海外子女のための通信教育やサマースクールもあるし、おまけに
帰国後の外国語保持教室も主催しています。

インド赴任になって、一番心配なのは子供の教育のこと
・・・って仰る方が多いですが、こういう法人を利用するのも
ひとつの手ですよね。

今日も 応援クリック ポチっと↓ お願いします。
c0339249_23550988.jpg

[PR]
by neelkamal-archive | 2013-04-22 01:08 | インド教育事情&子育て

7年生と8年生の違い

4月1日から8年生になった息子。
(日本の学年だとまだ中学一年生ですが・・・)
7年生と8年生で違うといえば、去年まで(↓↓)半ズボン派9割
残り1割が長ズボン派だった夏の制服が、暗黙の了解で
全員「長ズボン」になったってこと。
c0339249_23564763.jpg


蚊が多くなってデング熱が流行りだすと
予防のために長ズボンをはかせることもありましたが
基本は半ズボンだったんですね。
すると、7年生までは気にも留めなかったことが
8年生になったら表面化。

息子の通う現地校では、体育の授業も
特にスポーツウェアに着替えることなく行われています。
体育のある日はポロシャツがモスグリーン
それ以外の日は白い校章マークつきのポロシャツなんですけど
今体育の授業でやってるのが「サッカー」。

ええ、真っ白な長ズボンはいて「サッカー」ですよ。
それもポジションがゴールキーパー。
母ちゃん、毎日ブラシで泥汚れやら草の汁やらを
ごしごし下洗いしてから洗濯機に入れてますよ。
半ズボンのときには裾の汚れなんてなかったからね~
とんだ落とし穴でしたよ(大げさ!?)

白いものが白くないと、すごーく気になる性格なもので、
ブラシ洗いで汚れが落ちるものはいいけど
そうでないものは、あれこれ洗剤を換えてみたり
日本からのとっておきの漂白剤を使ってみたりしてますが

それでもとれないのが「ターメリック」と「油」
そう、カレーを食べてて ぴちゃっ とこぼそうもんなら
もう、何しても取れない。石鹸つけると黄色が赤くなるんだけど
すすいで乾かすとまた黄色に戻ってるというにっくきカレー色。

・・・・なんですけどね、こないだ「だめもと」で試したら
あ~~ら不思議、綺麗にカレーの黄色が取れちゃった方法が

「歯磨き粉(ジェル状のじゃなくて、白いやつ。コルゲートとか。)を
黄色い部分に置いて、馴染ませてからブラシでこするってやつ。
その後普通の洗剤で更にブラシ洗いしたら、綺麗になったの~。
まさか歯磨き粉作ってるメーカーさんも、こんな使い方されてるとは
思うまい。笑

あ、7年生と8年生の違いを論じていたのに、なぜか洗濯論議に。
8年生になって、長ズボンはいてると急に大人びて見える男子生徒。
男子はそろそろ声変わりの時期でもあるんですね~。
ヒゲもはえてくるし、にきび面にもなってくるし。
女子も日本の中学一年生より見た目のオバちゃん化が早いような。
男女ともに子供じゃないけどオトナでもない、微妙なお年頃。
まさにティーンエイジャーになるのが8年生。
c0339249_23564818.jpg


そんな我が家のまわりの中学生に流行りなお誕生日パーティの
過ごし方は、モールでランチを食べて、Blu-Oでボウリングを
するっていうパターン。先月はBlu-Oで男子ばっかり15人くらいの
お誕生日会があったので、どれどれ・・・と料金表をもらったら
食事+ボウリング1ゲーム+貸し靴で1200ルピーだとかでしたよ。
う~~~ん、そりゃ高すぎないかい?と思った庶民な私でした。

今日も 応援クリック ポチっと↓ お願いします
c0339249_23563106.jpg

[PR]
by neelkamal-archive | 2013-04-10 01:47 | インド教育事情&子育て

インドの教育制度について

もともとインドの教育はGuruと呼ばれる先生のところを
生徒がたずねて、知りたいことを学ぶスタイルでした。
宗教的なことだけでなく、言語・地理・自然科学など
全般的に学ぶことができたと言います。
それが近代的な学校システムに移行したのは1830年代のこと。

教育を義務化することは、長らくインド政府の夢でした。
憲法には6~14歳のすべての子供の義務教育がうたわれてはいても
なかなか広い国土全体にまで行き渡っていないのも事実。
子供たちを確実に学校に通わせるためのさまざまな策がとられています。

たとえば、Mid Day Meal政策。学校で給食を提供することで
子供たちの栄養摂取量を確保し、教育に否定的な親の同意を
得やすくするためのもの。
女児の就学率を上げるための、女児学費免除(あるいは減額)システムも
ありますし、秀でた女児を援助するGirl Starプログラムもあります。


国際バカロレア試験や、ケンブリッジ試験に相当する
ICSE試験などを受けて「外国の大学に進学」することを
前提とした私立学校もありますが
ほとんどの国公立校と、多くの私立校は日本でいう「共通一次」
のようなCBSE(中央中等教育委員会)の行う試験を
10年生と12年生で受けることになっています。
10年生時点でのものは単なる進級試験扱いですが、
12年生で受けるのは点数次第で希望大学の足きり点に
なるとあって、ピリピリムードが漂います。
CBSEはインド国内だけでなく、アフガニスタンやジンバブエなど
沢山の国の学校がその傘下にあり、管轄校のカリキュラムや
試験制度が統一されています。

学校教育のおおまかな計画はインド国家レベルで提案されますが、
実際には州政府が実験を持っていますので、学校の学期制や
教育言語、内容なども州によってさまざまです。が、どこかに
統一性を持たせねばならないため、国家機構として
全国教育研究訓練機関(NCERT)と呼ばれる組織があります。
(その下に各州の教育研究訓練機関があり、トップダウンで
決定事項が伝えられています。)

学校で採用する教科書は、ほとんどがこのNCERTが
発行しているもの。英語やドイツ語、コンピューターなどは
学校が独自でテキストを作っている場合もありますし
イギリスの出版社のものを採用している学校もあります。
詳細を知りたい方はNCERTのサイトをご覧ください。

インドの学校制度には4段階の課程があり
前期初等(6~10才、Class1~Class5)
後期初等(11~12才,Class6,Class7)
前期高等(13~15才,Class8~Class10)
後期高等(17~18才,Class11,Class12)です。
校長先生Principalは一人ですが、いわゆる教頭先生の役目を果たす
Head Mistress/Masterは段階ごとに一人ずつ。
なのでひとつの学校に教頭先生が4名いるのは珍しいことではありません。

ほとんどの私立校が幼稚園に入学できると
そのまま高校卒業までエスカレーター式なので
その分、優良校への入学試験は幼稚園お受験の時点で
熾烈を極めることになります。(特に南デリーは・・・)

子は宝、インドの都市部では特に
子供にかけるお金は惜しまないインド人が多いのです。
子供には良い教育を受けさせたいと、お手伝いさんが
頑張って稼いだお給料をつぎ込んで、子供を英語教育の
私立校に通わせている話もよく耳にします。
反面、農村部に行くと子供の労働力をあてにして、
学校へ通わせずに家事や農業などの手伝いをさせたりしている場合も。

息子の通う現地校では、14時までは普通クラスの授業が
行われ、15時からはスラムの子供たちを無償で教育する
学校が併設されています。制服や教科書、文房具や
おもちゃなど、使ってもらえそうなものはすべて
まとめて寄付するようにしています。
少しでも彼らの役に立てばいいなと思って。

インドの学校制度についてお問い合わせをいただいたので
まとめてみました~。

今日も 応援クリック ポチっと↓ お願いします
c0339249_23564023.jpg

[PR]
by neelkamal-archive | 2013-04-02 02:08 | インド教育事情&子育て

長野から戻ったインド児童の感想は

先日から何度かお伝えしている、
デリーの小学校と長野の小学校の交換プログラムのお話。

昨日、参加児童・引率教諭+参加児童の親(ママたち)との
帰国報告会・ビデオ鑑賞会に行ってきました。
とにかくみんな楽しく過ごせて、ママたちによると
「帰って来てからの態度がぜんぜん違う。⇒良い影響を
受けてきた」とのこと。

たとえば?? って聞いたら、
「身の回りを自分できちんと片付けるようになった」とか
「自分のことは自分でやろうとする姿勢が出てきた」とか
「食べ物を残さず、進んで食べるようになった」とか

日本でびっくりしたことは? って聞いたら
「みんなきちんと並んで、順番を待っている」
「学校でも、家でも、お手洗い(トイレ)が綺麗」
「教室で大声で話さない、先生がしゃべっているときに静かにしている」
「夕食の時間が早い」
「バス(公共交通機関)が綺麗」
「道路にゴミが落ちていない」  などなど、聞いてて納得。
まぁ、これには予想がついていたんですが。

それより私がウケたのは、ビデオを観ているときのママたちの感想。
(以下、赤文字はママたちの反応です。)

歓迎式典で、来賓やホストファミリーの親御さんたちは着席し
子供たちは体育館で「体操座り」で見学してたんですが
「椅子はないの?」 だって。
クレヨンしんちゃんが、卓袱台で座ってるイメージが
あるから、みんないつも正座か胡坐かいて座ってると思ってたのかも。

「すご~い、みんなの分のこの服とこの帽子とマスクがあるの?」って
言うから、なんだろう?と思ったら、給食当番の割烹着姿を見ての感想でした。
「どうして子供たちが重たい給食を運んでるの?」とも。
あぁ、「人を使う」文化で育った人ならではの感想だなぁと
思える節が多々あり。自分の子供が、日本の学校システムに
すっかり馴染んで、一緒に給食を食べ、一緒に掃除当番を
こなしている姿にママたちはびっくりした模様。
「んま~~、うちの○○がお掃除してる~。」
・・・・校長先生の手前、「うちの学校でもたまには
子供たちにお掃除させると良いですね」なんて調子を合わせていたけれど
心の中では「よくもうちの子にポチャ(雑巾)持たせたわね~」って
叫んでいたのかも。

体育館のステージの下が椅子の収納庫になってて
子供たちが自分たちの使った椅子を折りたたんで
先生の監督のもと、スライド収納していく場面に至っては
「おぉ~~~!すごいシステマティックだわ~」って。
(デリーの日本人学校にもありますがな。)

学年ごとに給食を受け取りに来る場面では
「すごい、次の生徒たちはちゃんとだまって並んで
順番を待ってるわ~、えらいわね~」
って。
(そうそう、順番無視して割り込んだりしないのよ。)

そして、郊外学習などで活躍する、首からさげるタイプの
社会科ボード(?)がすご~~~く珍しかったらしく
インドの校長先生が見本にと持ち帰っておりました。

みんなが共通して、写真を撮っていたのが
泊まった先のお宅の「ウォシュレットつきトイレ」。
便座カバーが可愛いのも、子供たちの印象に残ったらしいです。
そして、対面型キッチンにも関心が集まってましたが
これも「料理も後片付けもお手伝いさんにやってもらう」概念が
ある限りは、なかなかインドでは浸透しないかもしれませんね~

最後に、ディズニーランドのパレードの画像が出てきたんですが
「道路にゴミひとつ落ちていない」ことにまたもやママたち驚愕。
ハロウィーン前で、みんなが仮装してディズニーランドに来ていたのも
「夢の国」感を味わえた所以だった模様。

こうして報告会は無事終わったのですが、
日本で生まれ育った私には、ごくごく当たり前のいろ~~んなことが
彼らにとっては感嘆すべきことでもあり、相容れないものでもあり
それは本当に「お互い様」なんだなぁと改めて思った次第。

隔年実施の交流なので、来年は準備期間で
2014年の1月に長野の児童がデリーに滞在する予定です。

今日も 応援クリック ポチっと↓ お願いします
c0339249_00553135.jpg

[PR]
by neelkamal-archive | 2012-11-07 02:20 | インド教育事情&子育て

インド児童・長野より戻る!

先日より、交流先の長野の小学校を訪問していた
5年生8名と引率教員2名が1週間の交換プログラムを終え
無事デリーに戻りました。

10月25日の長野の新聞には、ど~~~んと
紹介記事が載ったんですって。
c0339249_01004656.jpg

小学生レベル(10歳~11歳)で親元を離れての
こうした国際交流は、かなり珍しいケースだと思いますが
双方が培ってきた信頼関係で成り立っているんですね。
兄弟がこのプログラムに参加して、次は私だ!と満を持して
参加申し込みをする子もいます。

たまたま息子が入学した学校が、このような交流をやっていた
・・・・というのはすごいめぐり合わせだと感謝しています。

今回も、出発の日(10月18日)に空港まで見送りに行き、
空港内に入るみんなに手を振って、安心して家に帰ったのでした。
c0339249_01004645.jpg

・・・・・と、
夜11時ごろ、うとうとしていたら携帯が鳴ってる。
♪ありがとう~~って♪つた~えた~くて~~♪♪ (←私のリングトーン)

あれれ??   と思って出たら、引率の先生から
「飛行機は飛んだんだけど、窓ガラスに亀裂が入ったとのことで
デリーに引き返してきたの。これからイミグレーションを逆戻りして
ホテルに行くかも。状況を報告するから起きておいて」って電話。

がび~~~ん。 早速某航空会社のサイトをチェックしたら
「代替便は10月20日午後の成田到着」だって、もう出てる!
一日半の遅れなんてありえな~~い!!
参加児童の親からもがんがん電話かかってくるし~。長野にも
連絡しなくちゃならないし~。

そのうち、引率の先生方がエージェントのバックアップを得て
代替便交渉をはじめ、なんとか次のCXで香港経由便に
乗れそうだという連絡が来たのが、1時ごろ。かわいそうに
子供たちは眠たいだろうに・・・・・・最終的に、ごり押しで
半日遅れで成田に着くキャセイ便の搭乗券を手に入れた、
これから乗ります!という電話をもらったのが2時。

それから受け入れ先の方々の携帯メールに連絡し
成田にお出迎えの先生に電話し・・・・・怒涛の一夜でした。

なんとか半日遅れで成田に到着、そのままバスで長野まで
突っ走り(!!)、夜中の3時半に目的地に到着した子供たち。
早速ホストファミリーの家に落ち着き、受け入れ先のママたちから
メールで「今うちに着いて、ようやく寝たところです」との
連絡があって、ホッとした  そのとき~~~!!

インド側の女子のママから電話。「うちの娘が38度の熱があって
食べたものをすべて吐いたと、泣いて電話してきた、
なんとかして~~!助けてあげて~~!」ってパニック状態。
まぁまぁ、となだめて、先方のホストファミリーに電話し
状況を聞いて、それをまた伝えて。
疲れも出てるだろうし、とにかく今日はゆっくり休ませて、様子を見ましょうと。

そんなこんなで始まった今回の交流でしたが、その後は
すべてスムースで、以前から知り合いだった受け入れ先のママたちが
本当に細やかに対処してくれて、メールで「今日の様子」を
写真つきで知らせてくれたので、安心でした。
Cさん、Iさん、本当にありがとうございました。

さすがにちょっとホームシックになる子もいたようですが
最後のディズニーランドでは、はじけまくった様子。
帰りの飛行機はとても快適で、787の新型機に乗れたと
喜んで戻って来ました。まだまだこれからじっくりと
何を学んできたのか、何に感動したのか、どんなことが
問題だったか、聞きだしたいと思います。

本当は息子がシニアスクール(6年生以降)に入ったら、お役御免かなと
思っていたのですが、まだまだこの交流が続く限り
(跡継ぎが現れないかぎり)交流お世話係は現役続行です。ww

こんな日印交流もあるんだよ~、って、知っていただければ幸いです。

今日も 応援クリック ポチっと↓ お願いします。
c0339249_00550620.jpg

[PR]
by neelkamal-archive | 2012-10-30 02:57 | インド教育事情&子育て